2019
4/01
WEBサイト運用のツボ
記事概要
「WEBサイトを運用する」とよく聞く言葉だけど、運用の意味が今ひとつピンとこない。
具体的になにをすればいいの?
この記事の目次
そもそも「運用する」といわれても・・・
「WEBサイトを運用する」、よく聞く言葉ですよね?
もちろん、作成し公開することで運用が始まりますので、公開し続けているだけで運用していることになるかもしれません。
会社概要を掲載し、業務内容を掲載して、お問合せのコンタクトを待ちます。
もちろん、最初に掲載した内容(コンテンツ)だけで商品(サービス)の魅力が伝わり、お問合せが来れば言うことはありません。
しかし、せっかく公開しているにもかかわらず、まったくお問合せがなかったらどうしますか?
「我社のWEBサイトは駄目だ、失敗作だ。次はもっと効果的なWEBサイトを作成しないと。どこか良い制作会社はないか・・・」
と、安易にリニューアルや業者替えを考えたりします。
効果が出ないからと言って、リニューアルや業者替えをすることが悪いとは言いませんが、その前に「きちんと運用はできていたか?」と思い返してみることも大切です。
では、「きちんと運用する」とはどのような意味でしょう?
SEO(検索エンジン最適化)と、閲覧者視点で考えてみましょう。
まずは、SEOから。
Googleの検索結果の順位は、WEBサイト内の「コンテンツの質と量」が決めています。
検索キーワードに対して、「コンテンツの質と量」が優れているサイトから順位が決まっていきます。
以前にはSEO会社などが、「順位を上げます」などと様々な手法を用いていましたが、Googleのシステムの向上と共に、今ではその殆どの手法は違法扱いとなっています。
違法な手段を行っていた場合には、最悪のケースとして検索結果から削除されてしまいます。
SEOの話をするときには、毎回同じ話をするのですが、巨大企業であり、世界中の優秀な頭脳を集めているGoogleが、日々目指していることは単純明快です。
それは、「インターネット利用者(閲覧者)が必要としている情報を検索結果に表示すること」です。
間違ったSEO対策は、そのGoogleの趣旨に反する行為であり、巨大企業Googleに戦いを挑むものです。
事業者は誰であっても検索結果の上位表示を望みます。
しかし、そのためにはWEBサイト上に閲覧者が望むコンテンツが掲載されていなければなりません。
しかも同様のコンテンツを掲載している、同業他社よりも優良なものでなければなりません。
検索結果の1ページ目に表示されるということは、世界中のWEBサイトのベスト10に入っているということになります。
つまり、上位表示はとても競争が激しく、難しいということになります。
このように難しい取り組みが、WEBサイトを作りました→公開しました→上位表示されました、となるはずがありません。
つまり、SEO的な視点からの「きちんと運用する」とは、検索結果の順位を上げていくために、常に「コンテンツの質と量」を工夫していくことを意味します。
では次に閲覧者視点での運用について。
検索結果の順位だけを気にしている事業者が多く見受けられます。
このことは非常に大きな問題です。先にも書いたように、上位表示は非常に難しく競合他社との比較になりますので、いくら望んでも必ず達成できるとは限りません。
また、仮に上位表示に成功しても、コンテンツに魅力がなければ閲覧者はすぐに立ち去ってしまい、お問合せや注文などのアクションは起こしてくれません。
つまり、いくらアクセス数だけが多くても利益につながらなければ意味がありません。
閲覧者視点からの「きちんと運用する」とは、自社の商品(サービス)の魅力を伝え、閲覧者にアクションを起こしてもらう工夫をしてくことを意味します。
運用の具体策
SEO的具体策
まずは、どのような人に自社のWEBサイトに来てもらいたのかを考え、それを検索キーワードとしてピックアップします。
そして、実際にWEBサイト来てくれた人がどのような方法でやって来たのかを知ります。
さらに、WEBサイトのアクセス数、滞在時間やサイト内遷移などの動向を調査しその結果をもとにサイト内の情報を改善していきます。
この調査と改善を繰り返すことで、WEBサイトの「コンテンツの質と量」を高め、上位表示を目指します。
調査の方法としては、Googleアナリティクスというツールを使います。
弊社ではこのツールの設置から、活用までをサポートしています。(ページ下部)
閲覧者的具体策
WeBサイトの制作の過程で、「説明などは細かく掲載しなくていいよ。口頭で説明するから」とおっしゃる方がいます。
でも少し待ってください。口頭で説明するチャンスは、閲覧者が問い合わせなどのアクションをしてくれた時に限られます。
そもそもWEBサイトの目的はそのアクションをしてもらうことにあり、そのための工夫が重要なのです。
これでは考え方の順番が逆になってしまいます。
商品(サービス)に関する様々な情報を、様々な視点や切り口で掲載し、できるだけ多くの閲覧者の興味を引くことが、Googleが評価する「コンテンツの質と量」にもつながります。
具体策として、様々な情報、様々な視点は、ブログ形式の記事として日々掲載していくことが有効です。
弊社では、どなたでも簡単にWEBサイトに記事を掲載できるシステム(Wordpress(ワードプレス))にて作成しています。
事例や実績、導入シミュレーション、お客様の声、開発秘話、成功例、失敗談など、掲載できる切り口はいくらでもあります。
1人のスタッフを担当者とするには、負担が大きすぎます。多くのスタッフが常に情報発信を意識し、みんなで記事を掲載してける体制を整えることが有効です。
そしてこれらの情報が、まさしく競合他社のWeBサイトには無い、独自性を生み出す「コンテンツの質と量」になります。
費用と手間のバランス
WEBサイトの運用には終わりはありません。
方法さえ間違っていなければ、お金と手間をかければかけるほど結果につながっていきます。
しかし、何事にもバランスがあります。
そのお金と手間が、効果に見合っているかを常に気にしなければなりません。
このバランスを考えた時に、どこまでをWEBサイトに求めるのかの目標を設定し、その目標を目処にお金と手間を抑える判断も必要になります。
また、予算が無いので手間をかける。反対に手間をかけられないのでお金をかける。この判断も有効です。
弊社では、記事作成の手間がかけられない方、苦手な方を対象に、記事作成の代行サービスも行っています。(ページ下部)
様々な選択肢がございますので、WEBサイトの運用についてお気軽にご相談ください。